食品・飲料企業がグローバルなデジタル人材を創出
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食品・飲料の世界的優良企業がグローバルなデジタル人材を創出

私たちのお客様

北米第3位、世界第5位の消費財・飲料企業

お客様は何を必要としていたか

お客様企業は、ミスが発生しやすい手作業のビジネスプロセスの変革をめざしていました。既存の工程は大量かつ労働集約的で、ファーストパスの歩留まりが悪く、大量のバックログが発生し、顧客が不満を抱く結果になることを認識していました。また同社は、デジタル・グローバル・ビジネス・サービス(GBS)を組織に構築したいと考えており、変革を支援する適切な専門的かつテクノロジーのスキルに精通したパートナーを必要としていました。

私たちの支援

私たちは、RPAの経験とプロセスに対する深い知識を有する点からデジタル・トランスフォーメーションの支援パートナーに選ばれました。

RPAの推進は1つのプロセスから開始され、10カ国、70のRPAボット、13のプロセスに拡大されました。さらに、私たちはロボット化されたプロセスに人工知能(AI)を組み込み、飛躍的な成果を達成しました。

お客様が達成したこと

RPAはトランザクションあたりのコストを25%~40%削減し、例外ケースを35%削減し、ヘルプデスクのチケット応答時間も60%改善しました。回収や照合においては、取引の50%がボットによって98%の精度で処理できるようになりました。ダウンストリーム処理をスピードアップする取引支払いのためにRPAとAIが結合しています。

チャレンジ

顧客満足度の向上。請求書処理時間の短縮

RPAを導入する以前は、お客様のGBS部門では、40名の人員が毎月5万件の請求書を処理し、12名がベンダーのヘルプデスクを通じて問い合わせに対応していました。同社は、グローバルな買掛金と取引支払管理プロセスが以下のような問題を発生していることを認識していました:

  • ヘルプデスク対応時間の遅さによるベンダーの不満
  • 請求書処理の手戻りと大幅な滞留
  • コンプライアンス評価の低下による管理の問題とリスク

ソリューション

RPAとAIで業務プロセスを変革

同社は、調達から支払までの業務(P2P)を変革するために、ジェンパクトに支援を依頼しました。私たちは、ビジネスプロセスのリエンジニアリングを通じてプロセスを最適化し、そのルールベースの大量反復業務がRPAに適していることを発見しました。その後4カ月かけて344のビジネスプロセスを見直し、2020年までのインテリジェント・オートメーション・ロードマップを作成しました。

お客様はデジタル変革にあたり「大きく考え、小さく始め、急速に拡大する」アプローチを選択しました。まず、主要な買掛金、取引支払、レポーティング、注文管理のプロセスを自動化し、月次目標を設定して、自動化が同社の環境でどのように機能するかをテストしました。

この数年にわたって、私たちはP2Pプロセスの自動化、タッチレス販売管理、タッチレス注文入力、注文管理バーチャルアシストの導入、Genpact Cora CommandCenterを使用したガバナンスコントロールの導入を行ってきました。自動化されたGBSプロセスには複数の言語が組み込まれ、北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域を対象としています。

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"同社は現在、RPAとAIでより多くのプロセスを自動化することで、デジタルトランスフォーメーションの次の段階に移行しています。現在70台のロボットが稼動しており、Genpact Intelligent Automation Indexモデルを使用して自動化の機会を認識し、最も高いリターンが期待できるものを優先しています。年末までにさらに60台のボットを導入し、受注から支払、買掛金、データ管理業務をロボット化する計画です。

ジェンパクトはまた、人工知能を活用して契約書作成やトレードプロモーションプロセスを自動化するため、小売業者2社の概念実証(PoC)のセットアップにも採用されました。この極めて手作業的なプロセスは、自然言語処理によって完全に自動化され、成功が実証されたこの破壊的なオートメーションは、お客様企業の小売ポータルに統合され、すべての小売業者に展開されています。"

インパクト

顧客満足度の向上、プロセス時間の短縮、精度の向上

最初の15人の ""デジタルワーカー""(またはソフトウェアロボット)により、お客様はオペレーションコストを削減し、ベンダーの満足度とコンプライアンスレベルを向上させることができました。請求書1枚あたりの処理コストも約60%下がり、デジタルトランスフォーメーションの初期段階において、納期、効率性、正確性を大幅に改善することができました。

2017年末現在、請求書の80%、ヘルプデスクの問い合わせ件数の65%がデジタルワーカーによって処理されています。また、ヘルプデスクからの問い合わせ(主に請求書のステータスとベンダーの明細書要求)には、ソフトウェア・ロボットが対応しています。回収と照合では、取引の90%が99%の精度で処理されています。

これらの卓越した結果は、お客様のGBSデジタル変革を次の段階へと飛躍させました。未来に対応したGBSのビジョンの一環として、お客様は、2018年末までに20カ国で合計15のプロセスを自動化するために、60人以上の新しいデジタルワーカー(合計120以上のボットになる)を受け入れるという新たな目標を設定しました。

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